常照皇寺へ御朱印をもらいに行きました。市内から離れた京北町にあるので、人が少なく落ち着いて拝観できるので穴場です。
近くの川では、バーベキューをしていたり、川遊びができるような自然豊かなところにあります。紅葉も桜も美しい時期は参拝の人が多少増えますが、静かに過ごすことができるので穴場です。お庭を眺めることができる方丈が広くゆったりとしているので、ドライブデート、穴場デートにもピッタリです。
常照皇寺の御朱印
常照皇寺は臨済宗天龍寺派の禅寺です。北朝初代の光厳天皇によって開かれたお寺で天皇ゆかりのお寺です。
南北朝廷の時代に、光厳天皇が40歳を過ぎてから仏門に入り、戦亡慰霊の巡礼をなさったとのことです。
お寺の裏山に山国陵として今もお祀りされています。
私が行ったのは、6月初旬です。
山門の前の広い駐車場に車をとめ、山門から勅使門までは、緩やかな長い階段を登っていきました。
青もみじの時期に行ったので、長い新緑のトンネルのようで美しかったです。
勅使門から少し行くと、書院の入り口が見えてきました。
常照皇寺の御朱印は、勅使門を入った書院の入り口でお願いすることができます。
料金は300円。
あまり参拝客がおられないせいか、受付には誰もいらっしゃらず、呼び鈴を鳴らして対応してもらいました。
こちらが常照皇寺の御朱印です。
真ん中に「光厳上皇」と書かれています。天皇ゆかりのお寺なので、菊の紋の印になっています。
常照皇寺の桜と紅葉とお庭は穴場でおすすめ
常照皇寺の桜は、国の天然記念物である「九重桜」が有名です。御所から枝分けした「左近の桜」、一重と八重が一つの枝に咲く珍しい品種の「御車返しの桜」もあるので、実は知る人ぞ知る桜の名所でもあります。
御車返しの桜は、一度通った天皇が乗る御車が、もう一度美しい桜を見に戻ってきたということから、このような名前がついてるそうです。
左近の桜は、平安京の内裏にある紫宸殿正面の左にあった桜の樹になります。
九重桜、左近の桜、御車返しの桜は、方丈の前の庭に3本とも植わっています。
すべて咲いているとさぞ美しいことでしょうね!
どうやら桜が咲く時期は少しずれているとのこと。興味のある人はタイミングを見計らって訪れてみてください。
常照皇寺の紅葉は方丈から観る庭園からよく見えます。
こちらの方丈がとても広いので、ゆっくり過ごすことができますよ。
私が行った時は、私しかいなかったので、それはそれは贅沢にお庭を見ながらゆっくり時間をすごさせてもらいました。
紅葉の時期ですと、多少人はおられるとは思いますが、京都市内の有名寺社とは格段に人は少ないと思います。
忙殺される日々から離れて、心穏やかに過ごしたい人におすすめしたいお寺です。
お庭は山と一体化した造りになっているので、自然な感じがして素敵でした。
新緑の季節でも十分に楽しむことができたので、紅葉の時期ですとより一層美しいことだと思います。
常照皇寺のアクセスと駐車場
常照皇寺のアクセスは車が一番だと思います。
駐車場は広くて、普通車50台、大型バス10台のスペースがあります。
バスで行く場合は、「京都」駅からJRバス(高雄・京北線)に乗って「周山」下車します。(所要時間、1時間30分)
そこから京北ふるさとバス(山国方面行き)に乗り換え「山国御陵前」下車して徒歩10分です。
常照皇寺
拝観料:志納(400円~500円)
拝観時間:9時~16時
この辺りは、バーベキューや川遊びをしている人もいるので、帰りに川に寄り道されてもいいですね。
私もこの日は車にベンチを積んで、川で涼んで帰りました。爽やかで素敵でしたよ。
さいごに
常照皇寺は、京都の京北にあるお寺です。京都市内の有名観光寺社は綺麗に整っていたり、インスタ映えするお店が多かったりします。
人混みにうんざりしている人はに、人里離れた京北町にある常照皇寺はおすすめ!
桜の時期、紅葉の時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
お庭を見ながらゆっくりと贅沢な時をすごしてみてくださいね。