京都の鞍馬温泉は日帰りで行ける気楽な温泉で、私のおすすめです。
私は今年の冬に行ってきました。温かい温泉が一番良く似合う季節。とっても良かったです。
温泉以外にも鞍馬寺や、貴船神社に足を伸ばすと、ちょっとした小旅行になって楽しめます。
忙しくてもちょっとした合間に行けるので、京都の人にもおすすめしたい温泉です。
鞍馬温泉 京都の日帰り温泉
鞍馬温泉(くらまおんせん)は、左京区鞍馬にある温泉。
叡山電鉄(えいでん)の鞍馬駅が最寄り駅です。
泉質は、単純硫化水素泉で、源泉温は15度、効能はリュウマチ・神経痛などです。
くらま温泉の源泉は自然に湧き出ているとのことです。
ここは京都の日帰り温泉にピッタリ。
少し街中をはずれて北へ行くだけで、ほっこりできるなんて素敵です。
露天なので、山の景色を楽しみながらお風呂に入ることができます。
雪の日は雪見温泉ですね。とても素敵だと思います。
夏も良さそう。きっと気分は爽快だと思います。
鞍馬といえば、くらま天狗。
鞍馬駅には大天狗さんが駅の前にどどーんと鎮座しています。
この大天狗さんは、最近新旧交代したばかりのニューフェイスです。
初代の大天狗さんは、雪の重みで鼻がポキっと折れてしまったとのこと。
新しい大天狗さんは、鼻の中に鉄の棒が入っており、雪が積もっても大丈夫なようにしてあります。
ちょっとお顔も今風なかんじ。
そんな鞍馬駅から、無料送迎バスで3分のところに、鞍馬温泉はあります。
ちなみに徒歩でいくと、10分くらいかかります。
道中にお土産やさんなどもあるので、いろいろ散策したい人は歩いて行くのも良いですね。
鞍馬温泉は、屋内大浴場と屋外の露天風呂とに分かれてあります。
その距離は離れている為、裸のままで行くことはできず、浴衣に着替えて行き来する必要があります。
さっと温泉を楽しみたいなら、露天風呂コースがおすすめ!
露天風呂の方が山を見ながら温泉につかることができ、料金もお安くて十分楽しめます。
お安く楽しむためには、タオルやバスタオルを持っていくことをおすすめします。
その理由は手ぶらで行くと、タオルは300円、レンタルバスタオルは400円かかってしまうからです。
私は両方持っていって、露天風呂の料金(1,000円)のみで、ゆっくり楽しみました。
やっぱりこのプランがおすすめですね。
鞍馬でもっとゆっくり長時間すごしたいという人には、両方入ることのできる日帰りコースがいいかもしれません。
こちらの方は、館内の大浴場と、露天風呂と2ヶ所のお風呂を楽しめて、タオルとバスタオル、浴衣がついてきます。
あと、ゴロっと寝転がることのできる大広間の利用もできます。
1日中手ぶらできて過ごしたいという人にいいかもしれませんね。
料金をまとめます
露天風呂のみ 1,000円
露天風呂 + 館内大浴場 + タオル類(バスタオル含む) + 浴衣 + 大広間休憩2,500円
です。
タオル300円、バスタオルレンタル400円なので、露天風呂をタオル持参で行くのが、一番安くておすすめです。
鞍馬温泉でお食事
鞍馬温泉でお食事する場所は、入って左側の館内の奥の広間にあります。
営業時間は11:40〜19:45です。お座敷なのでゆっくりお食事ができました。
私は名物ぽい釜飯をいただきました。ホクホクで美味しかったです。
娘は、天ぷら定食をご注文。
他にもボタン鍋や、鴨鍋など、美味しそうなお料理がたくさんありました。
お風呂の後、ゆっくりお食事するのはとても満足でした。
この日はとても空いていたので、ゆっくり長居させていただきました。
宿泊施設もあるようです。
こちらの建物の中に館内の大浴場があります。
古いながらもレトロ感あるマッサージルームや、コーヒースタンド。
懐かしくていい雰囲気ですね。
鞍馬温泉 叡山電鉄(えいでん)から無料バスで
鞍馬温泉に行くには、叡山電鉄(えいでん)の始発、出町柳駅から鞍馬駅まで行きます。
出町柳から鞍馬までは30分ほどですが、ガタガタとローカル電車の旅は、街から山へと車窓の様子の変化が面白くてとても楽しめます。
出町柳からは、鞍馬方面に行くものと、八瀬方面に行くものとに分かれているので、行き先を間違えないようにしてください。
鞍馬方面には「きらら」という展望車両もあるので、チャンスがあればおすすめです。
きららは、サイドが大きなガラス窓になっていて、窓に向かって座る席もあり、車窓を楽しめるようになっています。
時間が決まっているので、気になる人はチェックしてください。
私は出町柳の駅で、出町柳→鞍馬までの往復と、露天風呂のチケットがついている「鞍馬・貴船散策チケット」(1800円)というのを購入しました。こちらは、一つ手前の貴船口駅でも降りることができ、貴船駅と鞍馬駅は何回も乗ることができるとてもお得なチケットです。
出町柳駅から鞍馬駅は片道430円、往復で860円です。
露天風呂の料金は、1000円なので、トータルすると1860円です。
お得なチケットは、1800円なので60円お安いです。さらに、鞍馬寺の愛山費(拝観料)300円も込まれているので、行かれる方だと360円お安くなりますね。
それに、貴船口と鞍馬を何回乗っても良いので、貴船神社へ行かれる人はもっとお得になりますよ。
出町柳駅から鞍馬駅まで30分ほど電車に揺られて到着すると、大天狗のいる鞍馬駅に到着します。
駅舎はなんとも古びた趣のある駅舎です。
こういう雰囲気も旅には大切ですね。
駅に到着したら、くらま温泉まで行く無料送迎バスが扉をあけて待っているので、
乗っていくと3分ほどで温泉に到着しました。
帰りもちゃんと駅までの無料バスがあるので安心。
時間は貼ってあるので、チェックしておいてください。
さいごに
鞍馬温泉は手軽に行けるので、むしろ京都の人におすすめ!
忙しい日常から、そっと離れて心落ち着く時間を過ごしてほしいです。
えいでん(叡山電鉄)に乗って、ガタゴト行ってみてくださいね。