紫陽花がとても美しい、東山七条にある智積院。6月下旬に私も見に行ってきたのですが、水彩画のような淡い色合いがとても綺麗!
これから行く方の為に、智積院の紫陽花の咲いている場所を境内図に書きました。拝観料なしで行けるので、とても穴場でおすすめです。
また、拝観料を支払い、庭園にも行って写真撮影してきたので、ブログでご紹介します。
智積院の紫陽花の場所はどこ?
智積院(ちしゃくいん)は東山七条のどんつきに門があるので、そこが入り口のように思いますが、実は違います。
東山七条を少し南に行った東側に大きな入り口があります。
駐車場を利用する人もそこから入ります。
とても広い入り口なので、初心者ドライバーも安心。駐車場も広くて安心。
智積院のあじさいは金堂の後ろ側にあります。
東大路通りから入って、門をくぐり、そのまままっすぐ金堂をめがけて行きます。
そこでお参りをしてから、後ろへまわってください。
淡い青、ピンク、紫の紫陽花がたくさん咲いていますよ!
入り口からは距離がありますが、金堂と紫陽花を見るだけなら拝観料はかかりません。
それにここは、いつでも入ることができるので、朝早くにあじさいを見にくることもできるのです。
駐車場の時間は9時〜16時半ですので、お間違いなく。
車で行かれる人は智積院へ参拝される人は無料です。
とても良心的ですよね。
あじさい苑は無料のところにあり、車で行く場合は、駐車場代もいらないということです。
(令和元年6月現在)
人もそんなにいないので、京都の穴場の紫陽花スポットと言えると思います。
智積院(ちしゃくいん)では、写真コンテストが行われています。
境内で撮影された風景や景色などの作品を応募できるようになっており、メールで送るようになっています。
賞金もあるので、応募してみるのもいいですね。
智積院の御朱印どこ?御朱印帳は?
智積院(ちしゃくいん)の御朱印受付は、入ってすぐの左手にあります。
拝観の受付はまた違う奥の方にあるので、お間違いないようにしてください。
御朱印受付もこんなに入り口近くにあるので、すごく助かります。
智積院の本堂へお参りさせてもらい、あじさい苑を鑑賞し、御朱印をいただくまではすべて無料。
御朱印の料金の300円は必要ですが、これは大変お値打ちです。
さて、御朱印ですが、金堂に安置してある大日如来(だいにちにょらい)が書かれていました。
御朱印を書いてくださった気さくな女性は、最近はあじさいの事を良く聞かれるとおっしゃってました。
御朱印帳は智積院の国宝である襖絵が使われています。
一つは桜図で、長谷川久蔵(はせがわきゅうぞう)の25歳の時のものです。
もうひとつは、楓図で、長谷川等伯(はせがわとうはく)が描いたものです。
等伯は、久蔵の父親にあたります。
智積院のオリジナル御朱印帳として販売されていました。渋くて素敵ですよね。
御朱印は他にもデザインがあるようでしたが、普通は大日如来(だいにちにょらい)になるようです。
智積院の庭園と拝観料
智積院に参拝すること、紫陽花を見ること、御朱印をもらうことは無料ですが、智積院講堂に入り、襖絵を見ること、名勝庭園を見るには、拝観料500円が必要です。
また、拝観料には収蔵庫の中にある、国宝障壁画も見ることができます。
智積院の庭園の時間は午前9時 ~ 午後4時となっています。
東山七条のどんつきにある門は、智積院講堂から見えました。
こちらも有料の範囲にあります。
境内図で区分けしましたので、参考にしてください。
智積院の名勝庭園
智積院の庭園は、利休好みの庭だと言われているお庭。
書院に座して、ゆっくりと鑑賞することができました。
もりもりっとした積んだようになっている山は、中国の廬山をイメージしているそうです。
築山・泉水庭のお庭で、縁側の下まで池のお水があります。
間際まで池なので、自然に一体になっているようで、心地よく感じました。
縁側に腰掛け、足を投げ出している人もいて、気持ちよさそうですね。
こちらのお庭は、ツツジやサツキの季節が一番綺麗なんだそうです。
智積院の国宝障壁画
智積院の国宝障壁画は手前の収納庫に収められていました。
長谷川等伯、長谷川久蔵の作品で、「楓図」「桜図」「松と葵の図」「松に秋草図」などの国宝に指定されている作品です。
こちらは、智積院のオリジナルの御朱印帳にもなっていますね。迫力があって素敵です。
収納庫以外には、智積院講堂の襖絵で鑑賞することができますので、お庭とあわせてゆっくり楽しんでくださいね。
さいごに
智積院の紫陽花は、拝観料が必要なく、時間も決まっていないので、京都の穴場の紫陽花スポットです。
駐車場も広く無料なので、本当におすすめ。
御朱印の受付も入り口すぐでとてもスムーズ。
庭園は有料になりますが、ゆっくりと座って鑑賞できるので、お値打ちです!