京都人気観光おすすめスポット~京都暮らしのブログ

京都生まれ、京都育ちの地元主婦「もこ」のブログ 。京都観光や、京都に住みたいと考えている人に役立つ情報を心がけています。 京都暮らしをしている私のリアルなイベント情報やお散歩写真をお楽しみください。 趣味は御朱印集めとカメラです。

京都御所かいわい

京都御所見学のルートをガイド付きで体験 車椅子レンタルはある?

投稿日:2019年1月22日 更新日:

通年公開になった京都御所見学に行ってきました!
令和という時代を迎えて、かつての天皇のご住まいである京都御所の見学ツアーをしてみませんか?
京都御所の中はとても美しい建物やお庭を見ることができて、しかも無料なので本当におすすめです。
かつての都が今そこに息づいているかのようです。本当に綺麗にお手入れされていて平安京のイメージが湧いてきました。
京都御所の見学ルート、写真撮影について、ガイド情報、車椅子情報などを調べてきました。

京都御所の見学ルートを写真撮影してきました

京都御所の見学は清所門から入って、手荷物検査を受けて許可証をもらってから入ります。
最初に広めの休憩所があり、そこではロッカーや、お土産やさん、飲み物の自販機、トイレなどがあり、休憩することができます。
見学の所要時間は1時間くらいなので、最初にお手洗いをすませていてくださいね。

見学ルートは以下のように回っていきます。

御車寄(おくるまよせ)

諸大夫の間(しょだいふのま)

新御車寄(みくるまよせ)

紫宸殿(ししんでん)

清涼殿(せいりょうでん)

小御所(こごしょ)

御池庭(おいけにわ)

御学問所(おがくもんじょ)

御常御殿(おつねごてん)

御三間(おみま)

京都御所の見学ルート

ルートの案内は看板で出ていて、ところどころに係の人がおられるので、間違うことはないと思います。
休憩所にはパンフレットが置いてあるので、パンフレットをもらっていくと、ルートや建物の説明が書いてあるので、持って行くのが良いと思います。

写真撮影は自由にして良いとのことなので、みなさん自由にスマホで写真や動画も撮られていました。業務用のカメラはNGだということなので注意してくださいね。

無料休憩所には、ロッカーがありました。大きさはトランクが入りそうなサイズと、手荷物を入れておけるようなサイズとありました。
御所は砂利が敷いてあるので、トランクで移動となるととても大変ですよね。

京都御所の見学 ガイドツアーの申し込み

京都御所の見学は各自自由に見ることができるのですが、ガイドの時間というのがあります。
時間は決まっていて、以下のとおりです。

ガイドの時間

日本語:9:30〜、10:30〜、13:30〜、14:30〜
英語:10:00〜、14:00〜
中国語:10:00〜、14:00〜

ガイドツアーへの参加方法は、その時間まで休憩所で待機して、時間になったら休憩所の出たところで集合になります。
私が行った時も15人ほどの人が集まっていました。
日本語だけでなく、英語や中国語もあるので、きっと観光客の方が多いのでしょうね。

時間になるとガイドさんの案内で、ルート通りに説明がなされていきます。
ガイドさんに説明してもらいながらまわると、歴史のことも知ることができて、より一層面白いツアーとなりました。
少しご紹介したいと思います。

御車寄(おくるまよせ)
御車寄(おくるまよせ)は、お客様が牛車で天皇と会うために来られる時用の玄関です。
牛車が停まって中に入る時に、雨風をしのぐために、このような形になっているそうです。
ちなみに、こちらはお客様用の御車寄で、天皇用の御車寄は、みくるまよせと呼ぶそうです。漢字は同じなのですが、読み方で区別していたそうですよ。


諸大夫の間(しょだいふのま)

こちらは、御車寄から入ったお客様の控室です。
奥に行くほど、身分が高くなり、部屋も「虎の間」「鶴の間」「桜の間」とふすまの絵で名前がついています。
ちなみに、虎の間が一番身分が高いそうです。
畳のヘリの色などに違いがありました。


紫宸殿(ししんでん)

一番格式の高い建物で、天皇の即位などが行われるところです。
明治天皇、大正天皇、昭和天皇の即位は、ここでなされました。

京都御所 紫宸殿

天皇からみて、右に右近の橘が植えられ、左には左近の桜が植えられていました。
私が行った時は、橘の木はおおわれていて、寒さよけがなされていました。
寒さから守るために、このような小屋を建てるそうです。
なんともすごい!

紫宸殿


清涼殿(せいようでん)

天皇のお住まいです。ここで日常業務がなされていました。
天皇のスケジュール帳ともいえる、屏風(ついたて風のもの)があり、こちらで毎日の行事がなされていたとのこと。
京都御所 清涼殿

御池庭(おいけにわ)
雨が降っていたのですが、とても美しいお庭でした。
見学者は橋を渡ることはできませんが、いつまでも眺めていたくなる美しさです。

京都御所 庭


御学問所(おがくもんしょ)

読書や和歌の会などが行われていました。この建物で明治天皇が「王政復古の大号令」
を発せられました。

蹴鞠ができるスペースもあります。
外廊下は身分が高い人が通るところで、女官などお手伝いのものは、下床(げこう)と言って、地下にある廊下を通ったそうですよ。
こちらがその写真です。

下床

ガイドさんつきだと、パンフレット以外のことも知ることができて、とても良かったです。
これが無料なのですから、ぜひおすすめしたいツアーですね。

京都御所見学 車椅子のレンタルはある?

京都御所の見学に、車椅子のレンタルはあります。
電動アシスト付きの車椅子になっているので、介助の人は楽だと思います。
御所は砂利が敷き詰めてあるので、車椅子での移動は大変だと思いますが、介助の人がいれば、電動アシスト付きなので見学は可能ですよ。
私が行ったのは日曜日でしたが、こんなにたくさん車椅子が置いてありました。
これを見る限り、随分台数に余裕があるようですね。

京都御所 車椅子

無料休憩所に入る入口も段差がないので、スムーズ入ることができます。
お手洗いも、車椅子用のお手洗いがありました。

京都御所の中専用の車椅子以外に、清所門を出てそのまま南に行ったところに、中立売休憩所があります。

こちらは、2019年1月にオープンしたばかりの、すごくおしゃれなカフェのような休憩所です。

御所 中立売休憩所

こちらには広い車椅子用のお手洗いがあり、中立売休憩所でも車椅子の貸出があります。
見学エリア外の公園部分などをお散歩する時に、車椅子を借りると良いかと思います。

中立売休憩所もバリアフリーでとても清潔。
こだわりのお食事やスイーツを楽しめますし、お土産も京都の人気どころが集まっているのでおすすめです。

さいごに

京都御所の見学はルートをガイドさんつきで行ってきました。
無料で美しい豪華な建物や、美しくお手入れされたお庭などを見ることができて、大満足です。ガイドさんによる説明により、より歴史への理解が深まり、楽しいツアーとなりました。京都旅行の一つのイベントとしておすすめです。







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