京都御所には梅林があり、見頃は2月末くらいから3月中旬くらいです。
紅梅、白梅、「思いのまま」という紅白の花を一つの枝に咲かせる遅咲きの品種もあり、長く楽しむことができます。
ベンチもあるのでお弁当を持ってデートにもおすすめ。
梅林以外でも、京都御所のあちこちで、いろんな品種の梅を見ることができるので、ご紹介したいと思います。
京都御所の梅林の場所とアクセス
京都御所の梅がある梅林と桃林の場所は、ちょうど地下鉄の今出川駅と丸太町駅の間にあります。
今出川駅から来る場合は、3番出口から、烏丸通の「乾御門」を入って、南へ行くのが散策がてら良いかと思います。
距離を測ってみると、約900メートルで、徒歩約12分です。
丸太町駅からくる場合は、1番出口を出て、丸太町通りにある入口「間ノ町口(あいのまちぐち)」から入って、北上していくのが近いです。
距離を測ってみると、620メートルで、徒歩約8分です。
今出川駅か丸太町駅かだと、丸太町駅の方が近いということになりますね。
梅林だけでなく、桃林もあるので、両方楽しむことができます。
京都御所だと料金が無料なので、思う存分梅を楽しむことができますよ。
京都御所の梅林に一番近い最寄りのバス停は、烏丸通りにある「烏丸下長者町」になります。
烏丸通を通るバスでない場合は、丸太町通りのバス停、「烏丸丸太町」が一番近いバス停になります。
アクセスが良いところにあるので、梅の季節に遊びにきてはいかがでしょうか。
京都御所の梅林の見頃は?種類は?
京都御所の梅林の梅は、約200本あります。
昭和20年代に京都のいろんな神社から譲り受けて、植えられました。
梅林の見頃は、2月末くらいから3月中旬くらいです。
紅梅、白梅両方楽しむことができるので、楽しみにしている人も多いと思います。
ベンチもあるので、ゆっくりできます。
梅林には、一つの枝に赤と白の花を咲かせる「思いのまま」という品種があります。
とても綺麗で私も大好きです。
こちらの「思いのまま」は3月上旬くらいから咲き始めるので、遅咲きになります。
桃林の方は約70本の桃が植えられています。
梅林と桃林は隣り合っているので、梅も桃も両方楽しめるのがいいですね。
↓桃林 3月中旬撮影
京都御所の梅林以外の梅が見られる場所
京都御所の梅は、梅林だけではなく、あちこちで見ることができます。
出水の小川北の紅梅は一番の早咲きの紅梅
京都御所の早咲きの梅は、出水の小川北にある紅梅です。
京都御所で1番に咲きます。
今シーズンは12月中旬にに咲き始めたので、得に早かったようです。
ちなみに、昨シーズン1月初旬だったとのことで、2週間も早かったとのこと。
その年その年で時期がことなるようです。
出水の小川の東側には、10月桜もあるので、あわせて見つけてみてくださいね。
京都御所の早咲きの白梅と紅梅は、宗像神社北で見つけることができます。
白い梅も綺麗ですよね。
今シーズン(平成31年)は1月初旬には咲き始めました。
間ノ町口の紅梅
地下鉄の出口から近くて、丸太町通りに面している為、よく出入りされる入り口の「間ノ町口」の案内看板あたりで梅を見ることができます。
最初にこちらの梅を見てから、梅林へと進んでいくのがベストかなとおもいます。
黒木の梅 遅咲きの梅
3月上旬~中旬くらいに見事な花を咲かせてくれます。
九条邸跡の北側にあり、遅咲きの紅梅で濃いピンク色をしています。
こちらの原株は孝明天皇の后である英照皇太后が、子供のころに住んでいた家で植えられてたものだそうです。
黄色い花を咲かせる蝋梅(ロウバイ)が1月初旬に咲きはじめるのですが、梅という字が入っているにもかかわらず、梅の仲間ではなく、クスノキの仲間なんだそうです。
とても良い香りがするので、年末年始あたりに散策する人は、蝋梅(ロウバイ)を見つけてみてくださいね。
蝋梅(ロウバイ)は、宗像神社北側と、出水の小川、児童公園で見ることができます。
私は香りで蝋梅(ロウバイ)が咲いていることに気がつきました。
閑院宮家跡の梅
2月中旬~2月末くらいに白梅が咲くとのことですが、私は1月末に訪れたところ咲き始めていました。
こちらの梅を見がてら閑院宮家跡も訪れてみてはいかがでしょうか。
閑院宮家は、江戸時代の王家の一つです。庭園もすばらしく敷地も広くて、資料館もあります。
あまり知られていない穴場スポットなので、梅のついでに散策におすすめです。
京都のお忍びデートにもおすすめスポットです。
さいごに
京都御所の梅は梅林、宗像神社北側、間の町、閑院宮家跡、黒木の梅と、あちこちで見られることがわかりました。
早咲きから遅咲き、紅梅、白梅と種類もいろいろあるので、1月初旬をスタートに、3月中旬くらいまで楽しむことができます。
いつ訪れるかで、どの梅が満開かが変わるので、それもまた一つの楽しみですよね。