京都の大田神社は、上賀茂神社を東へ少し行ったところにあります。
5月になると咲き誇る、国の天然記念物に指定されているのカキツバタが有名です。
周辺の風情ある建物もあわせて、素晴らしい雰囲気がするところなので、ぜひ訪れていてほしいところです。
大人のデートにもピッタリです。
京都の大田神社のカキツバタの見頃
京都の大田神社は、北区上賀茂にあります。
上賀茂神社の境外摂社になり、上賀茂神社からは東へ少し10分ほど歩くと到着します。
大田神社のカキツバタは、昭和14年に国の天然記念物に指定されたこともあり、京都のカキツバタとなると、大田神社だと評判です。
カキツバタは、境内の東側の大田の沢(おおたのさわ)という池に自生しており、見頃は5月中旬ごろです。
↑5月中旬撮影
5月初旬ごろから咲き始めるので、5月に京都を訪れる人はぜひルートに入れていただけたらと思います。
この時期は、沢のまわりにツツジも咲いているので、合わせて楽しむことができます。
沢のまわりを散策できるようになっており、カメラを持って散歩するのがとても楽しいところ。
2020年は残念ながら新型コロナイルス感染拡大防止のために、カキツバタの沢に入ることはできなかったのですが、入り口や外の道から眺めることはでき、そこから写真を撮ってきました。
境内には入ることができ、参拝することができました。
ちょうど夕刻に行ったので、明かりが灯ったところ。
とても雰囲気が良くて、気持ちが落ち着きました。
ご近所の方も、このあたりを散歩されている様子。
みなさん外からカキツバタの様子を、覗いては楽しげに微笑まれ、私も気持ちが和みました。
大田神社のFBでカキツバタの花言葉を紹介されていました。
幸せは必ず来る
幸せはあなたの物
今の時期、とてもぐっとくる言葉。
大田神社の周辺とアクセス
大田神社は、上賀茂神社の境外摂社ということで、上賀茂神社からも近いです。
大田神社の周辺は社家(しゃけ)と呼ばれる古く美しい家の町並みがあります。
社家というのは、神職につかれていたお家のことで、昔から神社の周りにたくさん住まわれていました。
室町時代から建っており形変わらず、情緒ある町並みを形成しています。
お家の前に流れている明神川は、上賀茂神社から流れてきています。
神社を通って流れてくるとあって、とても神聖な雰囲気がします。
川の流れる様子、せせらぎがとても心地よく、家、川、橋のあわさった景色が風情があってとても美しいです。
さて、そのような景色を楽しみながら、東へ歩いていくと大田神社があります。
アクセスについては、上賀茂神社と同じです。
上賀茂神社行きへ行くと間違いなし。
大田神社には駐車場がないので、上賀茂神社に駐車するかコインパークかが便利かと思います。
京都駅から京都市営バス4号系統「上賀茂神社前」下車
四条河原町から京都市営バス46号系統「上賀茂神社前」下車