ちょうど紅葉が終わりかけの頃。まいまい京都のアプリ、まいまいポケットのガイドで清水寺に行ってきました。
京都人にとっては観光観光客が多すぎて、あまり近づかない場所でもある清水寺ですが、まいまいポケットのガイドのおかげで楽しむことができました。清水寺のガイドは以倉敬之さん。NHKの「ブラタモリ」の番組にも協力されています。
一部ご紹介したいと思います。
清水寺の見どころ 仁王門と西門
まいまい京都のアプリ。まいまいポケットの清水寺のガイドは、以倉敬之さん。
親しみやすい京都弁で話されているので、すぐそばにいらっしゃるみたいに感じます。
最初のみどころは、仁王門と西門。
清水寺へ行く道は、華やかなお土産ものやさんが並ぶ坂道になっています。
到着してまず目にはいるのが、仁王門と正門。
門の前は広くなっており、見晴らしもよく、京都タワーも確認することができます。
観光客の方も楽しそうに写真を撮ったり、待ち合わせをしたりにぎやかな場所。
平安時代に清少納言によって書かれた枕草子には、清水寺へ参拝へ来た人が騒がしいと書かれています。
当時からこのように華やかな場所だったのかなと思います。
仁王門前には狛犬が鎮座しており、口が開いているのが特徴で、東大寺型といいわれる狛犬のデザインなんだそう。
まいまいポケットがあると、こういった豆知識も得ることができて、一人でも京都観光が楽しいですね。
西門からの眺めはとても素敵です。特に夕方に行くと美しさは一層綺麗でした。
空がほんのりピンク色。
お土産やさんに灯りが灯って、気持ちが浮足だちました。
西門は江戸時代の初期に建築されたもので、金箔のかざりが施されており、豪華な感じがします。
清水寺の見どころ 轟門と本堂
本堂に入る前のこちらの轟門で、拝観料を払います。
清水寺の参詣曼荼羅の絵を観ると、戦国時代から拝観料の支払いはここでなされているの様子が描かれています。
当時は柄杓にお金を入れて集めていたそうですよ。
このような情報も、まいまいアプリで知ることができて得した気分。
添付されている参考資料もチェックすることができ、また誰かに話したくなります。
清水寺といえば、やっぱり本堂の舞台ですよね。
あいにく私が行った時は工事中でした。ですが本堂の中は変わりなく拝観できますし、舞台にも出て景色を楽しむこともできます。
アプリのガイドさんによると、本堂には最初舞台は存在していなくて、本堂もすごく小さかったとのこと。
いつ、どうして舞台ができたのか気になりますよね。
平安時代の清少納言の枕草子に、清水寺のことは書いてあっても舞台のことは書かれていないので、その後に舞台ができたと推測されるとのことです。
平安時代の後期くらいになると、清水寺の舞台について書かれるようになっていることから、このあたりに舞台が造られたのではないかということ。
本堂の中のご本尊のことも、アプリで詳しく説明してもらえるので、理解が深まって面白いです。
最初本堂はこじんまりとしていて、後から礼堂や舞台が建築され、大きくなっていったとの見解。
清水寺のご本尊は、扉の中にあって普段は隠されています。
私たちが拝んでいるのはレプリカなんだそうです。
ちなみに、清水寺というとイメージされる写真。
阿弥陀堂の奥の院からの景色です。
私もそこから撮影してみました。
ちなみに、子安の塔から本堂を見ると、ちょうど同じような高さにあります。
ここからも眺めが良いですね。子安の塔から撮影した写真がこちら。
この坂をおりると、有名な音羽の滝があります。
清水寺の御朱印はどこで
清水寺の御朱印は、本堂を抜けたところにある納経所でいただけます。
地主神社をすぎたところです。
何も言わないで御朱印帳を差し出した場合、このような御朱印がいただけます。
なかなかダイナミックな動きのある文字。いいですね。
この御朱印は、中央に「大悲閣」と書かれてあり、右上に「西国十六番」という印があります。
清水寺は西国三十三所めぐりの16番目の場所。
ちなみに御詠歌は「松風や 音羽の滝の清水を むすぶ心は涼しかるらん」と言います。
御朱印はこれ以外にもいただけるヶ所があります。
阿弥陀堂、奥の印、音羽の滝でも種類の違う御朱印がいただけるので、興味のある人は回ってみてくださいね。
すべて御朱印は300円です。
最後に
まいまい京都のアプリ、まいまいポケットによる清水寺のガイド体験でした。
普通に観光に行くだけではわからない深い情報があってとても楽しめます。
得にお一人様行動、一人旅の人におすすめ。
御朱印はだいたいは本堂の東にある納経所でいただく人が多いかと思いますが、混雑している時は、他の場所でもらうのもいいですね。