泉涌寺(御寺)で御朱印をいただいたきました。皇室ゆかりの御寺で山の中にあり、とても奥ゆかしい雰囲気です。上皇様が京都へ来られた時に泉涌寺と孝明天皇の陵墓へ参拝されたということで、私も行ってみました。
泉涌寺と孝明天皇陵は、すぐ近くなのですが、道に迷うと大変なので簡単に境内図と地図を書きました。
泉涌寺の御朱印はどこ?
泉涌寺の御朱印は4種類あります。
楊貴妃観音
泉涌寺 霊明殿
洛陽観音 善能寺
京都十三仏
私は、霊明殿のものをいただきました。
霊明殿は、現在は非公開なので、外からしか見ることができません。
明治天皇・昭憲皇太后・大正天皇・貞明皇后・昭和天皇・香淳皇后の御真影、御尊牌が奉安されています。
↓こちらが霊明殿です。
御朱印をいただける場所は、本坊受付です。
時間は8時から17時までで、料金は300円でした。
御朱印帳もこちらで少し売っていました。
本坊は、泉涌寺の入り口の大門をくぐっての境内の一番奥にあります。
なので、順番通りに拝観して行ってから訪れるのがいいと思います。
手前には休憩所もあるので、ついでに休憩することもできますよ。
御朱印の受付場所は、御座所の入り口にもあたります。
料金は必要ですがお庭や御座所の中も見学することができます。
現在でも皇族の方が訪れた時に御休み所として使われています。
お部屋にはそれぞれの目的があり、格式もそれぞれ違います。
お庭はこじんまりとしていますが、とても落ち着く綺麗なお庭。
人が誰もいなかったので、静寂な時間を楽しませていただきました。
孝明天皇陵への行き方を境内図で紹介
孝明天皇の陵墓は泉涌寺の奥の方にあります。
泉涌寺には拝観受付が2か所あり、大門入ってすぐのところと、もう一か所あります。
流れでいうと、普通に拝観して、もう一つの出口から出るのが自然です。
境内図の横にある出口から出ていき、道なりに坂道を上っていきます。
だいたい所要時間は5分くらい。
砂利の坂道を上っていくと、孝明天皇の陵墓に到着します。
正しくは、後月輪東山陵(のちのつきのわのひがしのみささぎ)といいます。
こちらは門が閉まっており、中を伺い知ることはできないのですが、外からの雰囲気だけ感じることができました。
道中左手には、後堀河天皇 觀音寺陵もあります。
こちらは近くまで寄ることができました。
泉涌寺に立ち寄らずに、直接孝明天皇の陵墓へ行くことも可能です。
その場合は、手前の道を泉涌寺の方とは別の方向(左の方向)へ行きます。
その別れ道の写真はこちらです。三叉路になっていて、
左へ行く道が今熊野観音堂、真ん中が、孝明天皇陵、後白河天皇陵へ行く道、一番右が泉涌寺の入り口山門へ行く道となっています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
さいごに
泉涌寺を訪れて御朱印をいただき、孝明天皇の陵墓へも行くことができました。
皇室ゆかりのお寺ということで、御朱印の紋も菊の紋。
現在も使われることがあるという御座所も見ることができ、皇室と縁が深いということを実感しました。山の中にあるとうこともより、その奥ゆかしさも魅力の一つだと感じました。