神泉苑の見どころとアクセス アヒル、赤い橋、恵方社、御朱印、お守り情報

神泉苑（しんせんえん）は二条城の近くにある苑池であり、禁苑です。
禁苑とは、天皇の為に作られたお庭のことです。
平安京の内裏の近くに作られ、歴代天皇によって遊宴が行われていた場所なんだそうです。
近所の人にとっては気軽なお散歩スポットで、神社にお参りしたり、ぼんやり池を眺めたり、マスコット的なアヒルちゃんと戯れたりとなんとなく寄り道してしまうところです。

神泉苑の見どころ

神泉苑のマスコット アヒルちゃん

神泉苑には、マスコット的なアヒルちゃんが３匹暮らしています。
名前は、アーちゃん、ピーちゃん、ルルちゃんといいます。（名前は公式ホームページで紹介されていました。）

運が良ければ、お散歩をしているところに出会うことがあります。
私がお正月にお参りに行った時に、運良く会うことができましたよ。
ちょうど近所の人なのかわかりませんが、パンをもらっていました。
本当に人なつこくてかわいいです。

神泉苑のアイドルのアヒルちゃんたちは、３匹仲良くまとまって行動している様子で、ほほえましいです。

神泉苑の池では、アヒル以外にもカモやサギも見かけます。
水鳥が好きな人にもおすすめしたい場所です。

神泉苑の池は、どこから水源があるのかわかりませんが、今まで枯れたことのない池です。
江戸の初期に、二条城が建てられた時に、池は小さくなったそうなのですが、今もなお池の水はタプタプと湧いてくるとのことで、本当に不思議な池なんだそうです。
天長元年 (824)に、弘法大師空海が祈雨修法を行ったということからも、しばしば雨乞いの場所となっていました。

神泉苑の見どころ 赤い橋（法成橋）

神泉苑といえば、この赤い橋（法成橋）をイメージします。
法成橋は願いが叶う橋ということなので、何かお願いごとをしながら渡るといいと思います。

お願いごとは、橋の向こうの善女龍王（ぜんにょりゅうおう）に向けてするということですから、橋は西側から渡るということになります。ちなみにお願いごとは一つだということですよ。

善女龍王（ぜんにょりゅうおう）は、神泉苑の真ん中にあります。鳥居を入ってすぐの中央がそれにあたります。

神泉苑の見どころ　恵方社（大晦日に恵方廻し）

神泉苑の恵方社は、善女龍王（ぜんにょりゅうおう）の手前、東側にあります。

平成３０年の台風２１号で倒壊してしまい、今は仮修復の形となっています。
恵方社は毎年大晦日に、恵方廻しといって新年の恵方の方向に向けます。
これは日本ではここだけだということです。

ちなみに、平成３１年の恵方は東北東ということで、大晦日にクルクルっと向きを回されました。
大晦日には、本堂の前で祇園平八さんのお蕎麦を無料で１５０食ふるまわれるますので、毎年近所の人の楽しみにもなっています。
人数制限はありますが除夜の鐘もつくことができます。

神泉苑の御朱印の種類、お守りの種類

御朱印の種類は９種類と期間限定

神泉苑の御朱印は種類が多くあります。
季節によって変わったりもするので、御朱印集めをしている人にとっては楽しみだと思います。

私が行った時は御朱印は９種類あり、そこから選ぶようになっており、一つ３００円でした。
金墨版は４００円と１００円お高くなっています。

神泉苑の御朱印帳は、紫・赤・青の三色あります。
一つ1,200円です。
どちらかというと、渋好みの人におすすめです。

神泉苑のお守りの種類

昨年末に、神泉苑のお守りとして、新しく恵方社の御守の「恵方守」ができました！
お守りの種類はこちらです。

神泉苑のアクセス行き方、最寄りのバス停

神泉苑は御池通の北側に面していて、交通の便が良いところにあります。

JR二条駅からまっすぐ御池通を西に５６６ｍ 徒歩約８分
地下鉄東西線「二条城前」３番出口から１５０ｍ（北門）徒歩約２分

で到着します。
二条城からも徒歩約４分で到着する距離なので、二条城の帰り道にもおすすめです。

バス停は「神泉苑前」が真ん前にあるのでアクセス便利なところにあります。
「神泉苑前」へ到着するバスは１５番
１５番のバスは、
三条京阪→四条京阪→四条河原町を通って神泉苑前へ到着します。

さいごに

ご近所の神泉苑をご紹介しました。
昔の天皇のお庭であり、お寺です。
池が干ばつしないことから、昔から雨乞いの場所として活躍してきました。
御朱印の種類はたくさんあるので、ぜひ御朱印が好きな人はいただきに来てくださいね。
神泉苑のマスコットであるアヒルちゃん達に会えると嬉しくなりますよ。