京都の北野天満宮は毎月25日天神さんといって、縁日が開かれます。骨董市という名前でも呼ばれることがあります。
おなじみの縁日の食べ物だけでなく、着物や陶器、骨董品、珍味やさんや、古着屋さん、お花やさんなど、フリーマーケットのような何でもアリのようなお店もあります。
25日のは参道と駐車場と神社の東側の道、御前通りに、たくさんの露店が並びます。
天神市の日は、駐車場を使用することができず、いつもの駐車場の場所にもお店が並びます。
朝早くから出ているお店もあり、時間は朝6時から夕方16時頃まで。
天神さんは大変人気で、多くの観光客で賑わいます。外国のお客様もとても多く、平日でも賑わっています。
北野天満宮 縁日の露店
今出川通りに面している一の鳥居をくぐり、そのまま桜門まで、びっしりと縁日系の食べ物系のお店がたくさん並んでいます。
一の鳥居あたりの周辺は着物などのお店もありますが、参道に入ると、お祭りの縁日でおなじみのお店がほとんどです。
ベビーカステラ、からあげ、たこやき、焼きそば、回転焼き、はしまき、たこせん、串焼き、串カツ、フライドポテト、肉まきおにぎり、五平もち、りんごあめ、焼き芋など、人気のお店がたくさんです。
珍味やさんや、お茶やさん、冬に行くと、甘酒などもあります。
ちょっとテントの中でゆっくりいただくこともできるお店もあるので、お腹がすいて休憩したくなっても大丈夫です。飲み物があまりない印象なので、飲み物くらいは持っていた方が良さそうだと思いました。
天神市のお花屋さん、盆栽、植物
参道を歩き始めて1つ目の鳥居くらいから、参道をはずれて左へ行くと「東向観音寺」があります。
このあたりに、いくつかお花やさんが出店しており、盆栽や植木、お花、植物がたくさん並んでいます。
私が行った日は12月25日だったので、お正月向けのお飾りや、お花がたくさん売られていました。
他にも盆栽や鉢植えも売っており、たくさんのお客さんで賑わっていました。
季節的にはシクラメンが多くおいてありました。
天神市の着物や帯やさん
北野天満宮の縁日には着物や帯、反物を売るお店も多く出店しています。
古い着物もあれば、新品のものもあります。
海外のお客さんも多いので、キャッシュレスに対応しているお店も多く見かけました。
これはとても親切ですね。
縁日では着物を気軽に羽織ってみる海外の人も見かけました。
帯も良くみると、素敵のものがあります。
着物も良く探してみると、なかなか良い状態のものがあるので、掘り出し物の商品も多くあると思います。
帯じめや、草履などの和装小物もたくさんあるので、一式そろえてしまえそうです。
着物や帯などを探している人は、参道の東の、ふだんは駐車場として利用されているゾーンからご覧になるといいと思います。
なかなか良いものに出会えると思いますよ。
天神市 骨董品
骨董品が一番多くおいてあるのは、桜門より北です。
普段は関係者の駐車場として利用されているところです。
素敵な骨董品もあるので、ゆっくり見てみてくださいね。
16時前になると、なんとなくお片付けモードになっているので、安くしてくれるかもしれません。
刃物や工具などといった道具系のものも多くあるので、掘り出し物がありそうでついつい、見入ってしまいます。
古い人形があったり、中には謎のものもあるので、覗いてみるととても楽しいですよ。
壺があったり、塗の器があったり、焼きものや、鉄瓶があったり、いろんなものが売られています。
御前通りに出ているお店が、一番謎めいているなあと思いました。
変わったものから探したい人は、御前通りから行かれるのをおすすめします。
さいごに
京都の北野天満宮の25日に開かれる縁日「天神市」のご紹介でした。
最近変わったのは、paypayといったキャッシュレスにも対応しているお店があったこと。
昔ながらの縁日の雰囲気を楽しみたい人は参道から、着物や帯など骨董品を楽しみたい人は、駐車場のスペースから入るといいです。
いろいろな種類のお店がたくさん出ているので、くるっと一回りするととても楽しめます。