桜も紅葉も綺麗で夏はホタルも鑑賞できる哲学の道は、地元の人にも愛されているお散歩道です。
哲学の道はどこからどこまでかというと、スタート地点の北は銀閣寺、南は若王子神社です。
京都観光ですと、南禅寺、永観堂を訪れた後や、銀閣寺を訪れた後に行かれる方が多いかと思います。
約1.5キロのお散歩道。その名の通り、ゆっくり考え事をしながらお散歩するのもいいですし、デートでお話しながら歩くのもおすすめ。
哲学の道周辺には見どころのお寺やカフェやお店などもあるので、私も改めて散策してみることにしました。
最近も猫もいるらしいので、猫好きの方にもおすすめですね。
哲学の道の周辺のお寺 若王子神社
若王子神社(にゃくおうじじんじゃ)は哲学の道の南のスタート地点にあります。
哲学の道のスタート地点では、猫がいるということで、猫目当てに訪れる人もいるそうですよ。
私も猫ちゃんに会いに行ったのですが、残念ながら近寄ってもらえませんでした。(2匹ほどいました。)
若王子神社は京都十六社朱印めぐりの一つにもなっています。
素朴な神社ですが、スタート地点にあるということで行きやすいと思いますよ。
哲学の道の周辺のお寺 大豊神社
大豊神社(おおとよじんじゃ)は、狛鼠(こまねずみ)で有名なお寺で、京都ではねずみ年の時に初詣に行かれる人も多いです。
普段は人が少なく静かな神社なので、哲学の道のお散歩コースの一つとしておすすめ。
哲学の道からも標識が出ているので迷うことなく到着できると思います。
長い参道は雰囲気があって素敵。私が行った初秋は、ススキと藤袴が咲いていました。
こちらが大豊神社の狛鼠です。
左が水晶玉をだっこしているネズミで、右側は巻物を抱っこしています。
縁結び、学業などのご利益があるので、ぜひお参りをしていってくださいね。
御朱印やお守りはこちらで。
ネズミを扱ったものが多いですね。
哲学の道の周辺のお寺 法然院 安楽寺
哲学の道周辺のお寺で有名なのは、法然院だと思います。
有名なのに拝観料は無料で、朝早くから開いています。山の中の澄み切った早朝に訪れるとひときわ美しく感じられますよ。
こちらのお寺は哲学の道の北の方にあり、山手の方へ少し登っていきます。
参道はひっそりとした木々に覆われ、門ごしの景色が雰囲気があって素敵。
森の中の静かなお寺なので、観光地にあるにぎやかなお寺とは異なり、ほっとするお寺で大好きです。
門をくぐると両脇にある白砂壇(びゃくさだん)が有名です。
季節ごとにデザインが異なるので、訪れる度に楽しみになりますね。
拝観時間:6時~16時 境内自由に拝観:無料
堂内非公開(4月1日~7日、11月1日~7日に特別公開)
安楽寺は法然寺よりも少し南側にあるお寺です。
このあたり一体は、京都特有のひょうたん型をした鹿ヶ谷かぼちゃが有名なのでです。
7月25日に安楽寺でかぼちゃ供養が行われ、参拝客はかぼちゃをいただくことができます。そんなに知られた行事ではないので知っていたらちょっと知的でかっこいいですね。
安楽寺も法然寺と同じように静かなお寺なのですが、いつでも拝観できるわけではありません。お花の開花とともに拝観できる時期があるのでご紹介します。
4月上旬の土日(桜)
5月上旬の土日・祝日(ツツジ)
5月下旬〜6月上旬の土日(さつき)
鹿ケ谷カボチャ供養の日7月25日
11月全土日・祝日、12月上旬の土日(秋の紅葉)
公開時間 9:30~16:30
拝観料 ¥500(中学生以下無料)
いつでも開いているわけではないので、京都の穴場です。
人も少ないので大人デートにもおすすめ。
哲学の道の周辺のお寺 しあわせ地蔵
しあわせ地蔵こと「弥勒院(みろくいん)」は、疎水の東側に建っているのですぐに見つけることができます。
ここにあるお地蔵様は京都室町の商家がお祀りしていたものだということで、戦時中に譲り受けたもの。
幸せ地蔵として、現在のところにお祀りしてありあす。
御朱印や、お守りは置き書きのものが置いてあり、ほしい人はインターホンでお知らせするようになっています。
拝観時間 8:30~17:30(季節によって変化あり)
拝観料無料
さいごに
哲学の道の周辺のお寺と神社の紹介でした。
哲学の道といえば、銀閣寺から永観堂あたりとなっているので、有名なお寺に流れがちですが、桜の時期、紅葉の時期、新緑の時期、雪の時期も哲学の道自体が美しいので、そちらをメインにして、近くの神社とお寺を参拝するというコースも穴場でおすすめですよ。
疎水沿いには、素敵なカフェやお土産やさんもあるので、いろいろ楽しめます。
お寺や神社への標識もたくさんあるので、スマホなしでもいろいろ周れると思います。