ねずみ年の2020年のお正月、京都の大豊神社(おおとよじんじゃ)は大変な混雑でした。
少し時間を置いた1月の中旬、大豊神社に参拝、狛ねずみに会いに行きました。
大豊神社は左京区鹿ヶ谷にある神社。哲学の道ぞいにあるので、お散歩コースにも最適です。
近くに来られた方は、狛ねずみに会いにいらしてはいかがでしょうか。
大豊神社の御朱印
大豊神社の御朱印は、手書きのものと、書き置きのものとありました。
御朱印は手書きのものが400円で、書き置きのものが3つセットになっており、1000円でした。
セットの御朱印を買われている方が多いように思いましたが、私はいつもどおりの手書きの御朱印をいただきました。
私が参拝に行った、1月中旬でも御朱印の受付には5,6人は並んでおられました。
お守りも同じところに置いてあるので、御朱印を受け付ける列と、それ以外のお守りなどを求める列の2列に分かれるようになっていました。
大豊神社への入り口は、哲学の道の疎水ぞいです。
疎水を歩いていると、大豊神社の入り口があります。
神社の入り口は狛犬が鎮座し、ねずみの絵馬が大きくかかっていたのですぐにわかりました。
境内へと続く道の脇。
綺麗な石畳の道になっています。この時期は椿が咲いており、季節おりおりの草木が植えられています。
とても雰囲気があって素敵です。
鳥居の手前には手水舎があるのですが、こちらのお水は椿ヶ峰の御神水だということです。
神社に入って正面が本殿です。
左手に社務所があり、こちらで御朱印の受付をされています。
御朱印をもらう方も多いのですが、ねずみのお守りを買って行かれる方も多かったです。
狛ねずみのおみくじもあって、とても可愛らしいものが多いのでお土産にも喜ばれそうです。
仁和3年(887年)に宇多天皇の病気平癒のために、創建された神社である大豊神社には、少彦名命、応神天皇、菅原道真が祀られています。
大豊神社の狛ねずみ
大豊神社の狛ねずみは、神社に入って右の奥の方にある末社の大国社にいます。
狛ねずみは、耳のところに椿が置かれており、かわいらしくおめかししていました。
神社の方が置かれているのか、参拝者が置いたのかはちょっとわかりません。
左の狛ねずみは、水晶を持っており、これは子授け、安産をあらわしているそうです。
右の狛ねずみは、巻物を持っている様子。
学問にご利益あるようですね。
参拝の方はスマホで写真を撮っている人がほとんど。私も今年の待受にすることにしました。
大豊神社は狛ねずみが有名なのですが、他にもいろいろ動物がいます。
本殿の左側には、愛宕社と日吉社があり、愛宕社に狛とびがいます。
日吉社には猿がいました。
また、手前には狛へびもあり、金運にご利益があるとのこと。
せっかくなのですべての動物をご覧になってくださいね。
大豊神社へのアクセス
大豊神社へ行くには、市バスでアクセスするのが良いです。
最寄りのバス停は、
市バス「東天王町」バス停より 徒歩10分
市バス「宮ノ前町」バス停より 徒歩5分
となります。
地図を書きましたので、参考にしてください。
市バス「宮ノ前町」の方が、大豊神社に近いです。
京都駅からお越しの人は、100番の洛バスという市バスが便利です。
四条大宮、四条烏丸、四条河原町など、阪急沿線の駅からは32番が便利ですよ。
東天王町のバス停からですと、徒歩10分くらい。
こちらはたくさんのバスが停まります。
各方面からアクセスが良いですね。
さいごに
狛ねずみが有名な大豊神社は、哲学の道ぞいにあるとても静かな神社です。
境内へと続く石畳の道は、ひっそりとしていて厳かな雰囲気。
椿が有名で、あちこちに植えられています。
2020年の参拝におすすめしたい神社です。