圓光寺の紅葉と早朝拝観と時間 アクセス方法（駐車場は不可）

圓光寺は一乗寺エリアにある臨濟宗のお寺です。紅葉は年々人気が高まり、写真に収めようとする人で混雑します。
最近では圓光寺の早朝拝観があり、大変人気となっていますよ。
２０１９年の日程は11月16日（土）～25日（月）の10日間です。
圓光寺は少し小高いところにあり、坂道を登って行くことになりますが頑張って行くだけのことはあります。
私も大好きなお寺なので、その魅力をご紹介したいと思います。

圓光寺の紅葉の見どころ

１５年ほど前、圓光寺さんの近くに住んでいたのですが、紅葉の時期に今ほど人は押し寄せてきてませんでした。
その頃は紅葉のライトアップもあったことを記憶しています。とても素敵だったので、今でも自分の中でのベスト３紅葉に入っています。

今現在では、圓光寺さんで紅葉のライトアップはないですが、山と一体化した紅葉は素晴らしく美しいです。
混雑はするのですが、やはりおすすめです。

圓光寺の紅葉の見どころは、十牛の庭（じゅうぎゅうのにわ）です。
本堂の部屋から眺めるのがおすすめ。
紅葉の時期は、なかなかゆっくりはできないかもしれませんが、季節をずらすととてもゆっくりできるんですよ。

紅葉の時期はこの縁側に、たくさんの人が座っていますので、なかなかバッチリとこの景色を撮ることはなかなか難しいと思われます。
この時期は、やはり待ち時間ができてしまうとのことでした。
ですが、縁側に座って十牛の庭の紅葉を楽しむことができることこそが贅沢。
肉眼でぜひ楽しんでください。

本堂の手前には水琴窟もあります。
とてもいい音が響いているので耳を傾けてくださいね。

ちなみに夏に行った時の写真がこちら。
京都の夏は暑いですから、ここでゆっくりと涼ませてもらいました。
冷房はなくても、風通しが良くて、緑も美しくとても和みました。

こちらは十牛の庭にある圓光寺のお地蔵さん。
なんとも微笑ましい表情でたたずんでおられます。
このお地蔵さんがある場所はこちらでした。
場所は変わるのかどうかわかりませんが、私が訪れた時はこのあたりにおられました。

お庭の奥の方には、池があります。このエリアではとても古い池だということ。
池の周りは、木が高く、竹林もあって雰囲気があって素敵でした。

展示室の瑞雲閣の前には、ベンチが出ているので、木々に囲まれて座ってみるのもいいですね。

そばの竹林は江戸時代の画家の円山応挙が良く行ったということで有名です。
圓光寺の瑞雲閣には、円山応挙の屏風の墨絵「雨竹風竹図」が展示してあり、重要文化財となっています。

圓光寺の紅葉の早朝拝観と時間について

圓光寺では紅葉の美しい時期に限り、特別早朝拝観を行っています。
１日に７０名限定で、ネットではなく電話申し込みという方法。
例年１１月２０日あたりということですから、人が少ない時に訪れたいという人はチャンスです。

早朝拝観は通常拝観料と比べると倍の１０００円になってしまいますが、混雑していない時に入ることができるということでお値打ちですね。
圓光寺は上まで登ると、境内を見下ろすことができるポイントもあるので、忘れずに登ってもらいたいです。
京都を見下ろすことができて、境内の紅葉も観ることができますよ。
場所はこちらです。

圓光寺の紅葉の時期のアクセス

圓光寺の紅葉の時期は、駐車場が使えなくなるので注意です。
そもそも前の道は広くないので、初心者ドライバーは大変だと思いますので、バスや電車やタクシーがいいと思います。

圓光寺へのバスでのアクセス

最寄りのバス停は、市バス「一乗寺下り松町」
そこから徒歩で１０分くらいです。（坂道です！）

京都駅、四条烏丸、四条河原町から「５」
北大路バスターミナルから「北８」

が便利です。

圓光寺への電車でのアクセス

叡山電鉄一乗寺駅から徒歩15分
結構あると思いますが、地図を書いておきます。

一乗寺かいわいは、ラーメン店激戦区。
行き帰りにぶらぶらするのもオススメです。

さいごに

圓光寺さんの紅葉は、私も好きなところです。
秋だけでなく、一年を通して絵葉書のようなお庭を楽しむことができます。
山の中にあり、静寂な雰囲気、紅葉の時期は混雑でなかなかそういった雰囲気ではないかもしれませんが、早朝拝観などを利用して、ぜひ一度訪れてみてください。