秀吉とねねのお寺、高台寺のライトアップは人気です。
高台寺のまわりの石畳の古い京都らしい景色も素敵なので、デートにぴったり。
方丈の前庭でプロジェクションマッピングも見ることができます。写真を撮ってきたので境内図とともにブログで紹介します。
高台寺のライトアップは春夏秋冬いろいろなイベントをされているので、いつ行っても楽しむことができます。
季節を通じてのライトアップイベントを紹介したいと思います。
高台寺の夏のライトアップと見どころ
京都の夏はうだるような暑さです。
暑い中高台寺の夏のライトアップに行ってきました!
夜とはいえ、とても暑かったです。そして虫よけは必須。
しっかり準備して行ってきました。
今年の高台寺の夏のライトアップとプロジェクションマッピングは、
2019年8月1日(木)〜8月18日(日)の期間行われています。
高台寺は小高いところにあるので、上まで行くと見晴らしが良いです。
上の方には見どころになるお茶室もあるので、がんばって登ってください!
階段が多いので、車椅子の方は難しいですね。バリアフリーという観点から言うとあまりよろしくありません。
高台寺 方丈のライトアップとプロジェクションマッピング
高台寺のライトアップは、日没後に点灯し、22:00閉門(21:30受付終了)まで行われます。
夜といっても夏はとても暑い!高台寺の境内を全部まわるとなると、山の起伏もあり階段も多いので、汗びっしょりになりました。
一番の見どころは方丈で行われているプロジェクションマッピングです。
数分の短いものなので、次々にお客さんも動くので少し並んでいても順番はまわってきます。
高台寺の方丈のお庭は、波心庭(はしんてい)と言われており、砂の波模様が美しいです。
ここでライトアップやプロジェクションマッピングもなされていて、やはりここが一番の見どころだと思います。
けっこう混雑はしますが、一つのムービーが3分くらいなので、回転は良いと思います。
私も一番前に座って見ることができました。
前列に座ってお庭に向かって撮影できるので、ぜひ撮ってみてください。
私が行ったのは平日の夜ですが、混雑というほどではなく、まあまあ人がいたという程度でした。
方丈の中は、イベントとして高台寺が所蔵する新旧2本の百鬼夜行絵巻や河鍋暁斎の地獄太夫の掛軸が特別展示されていました。
夏のライトアップということで、妖怪をイメージしている様子。
境内にはおばけ提灯も見ることができて、夏の雰囲気を楽しむことができましたよ。
開山堂と臥龍池のライトアップ
開山堂と臥龍池のライトアップ、観月台も含めて、すごく絵になる景色でした。
開山堂の天井画が美しく見応えがありました。
写真撮影はできないので、ぜひ実際の目で見てきてください。
格子天井は、秀吉が使った御座船の天井が使用されていて、彩色天井にはねねの御所車の遺材が使われています。
開山堂につながる観月台は、ここからお月さまを観ていたとのこと。
なんとなく、その時の情景が浮かんでくるような、なんとも素敵な廊下です。
開山堂前の庭園は、小堀遠州が作ったもので、国の史跡、名勝に指定されています。
こんもりとした起伏があり、ところどころに石があり、シンプルながら存在感のあるお庭です。
傘亭と時雨亭のライトアップ 雲居庵での献灯
高台寺に入って、山の方へと登っていくと、お茶室があります。
傘亭と時雨亭です。
利休が考えたデザインだということで、中からのぞくと、傘の骨組みのようになっていました。
傘亭は、見た目からついたようです。
にじり口が大きくとられているのも特徴です。
説明によると、位の高い人がかがまなくても入れるように作られたとのこと。
まわりの竹林も綺麗にライトアップされていました。
下へ降りてくると、普段は甘味処としてある「雲居庵」で、夏のお盆の時期の間はろうそくが灯されていました。
護摩木を購入してメッセージを書くようになっており、ろうそくを献灯するようになっています。
奉納料は500円。
この護摩木は、きつねの形にくり抜けるようになっており、くり抜いた部分は根付けになり持って帰ることができます。
お盆の時期ですから、ご先祖様へ向けてメッセージを書いてみるのもいいですね。
さいごに
高台寺のライトアップは方丈のお庭、波心庭(はしんてい)のプロジェクションマッピングが一番の見どころになっているので、そこで少し人がたまります。
プロジェクションマッピングは数分なので、回転は早いと思いますが、奥の方が空いていたので、入り口でたまらないように、奥の方へすすむと良いですよ。
境内は起伏があるので、歩きやすい靴がいいと思いました。
春夏秋冬、どの季節に行っても楽しめると思います。