京都の壬生寺は新選組のゆかりの地として有名です。律宗のお寺で、本尊として地蔵菩薩立像が安置されています。
最寄り駅は阪急大宮駅、四条大宮から約10分のところにあります。
2020年のお正月に、壬生寺へ御朱印をもらいに行きましたので写真つきでレポートします。
境内図で見どころをご紹介したいと思います。
壬生寺の御朱印はどこ
壬生寺には3ヶ所門があります。東に正面の門、北門と南門とあります。
御朱印の受付は社務所で受付されており、本堂の北横にあります。
御朱印の受付時間は、午前8時半から、午後5時までになっています。
料金は300円で、手書きでいただく御朱印は3種類から選ぶようになっていました。
私がいただいたのは、「地蔵尊」の御朱印。
いつ行ってもいただける御朱印です。
壬生寺は時期によっては、特別な御朱印があったりするので、その時その時の楽しみがあります。
境内図を書いたので参考にしてください。
壬生寺はそんなに広くないので、正面から入られるのが一番いいかと思います。
周辺にはコインパーキングが点在しているので、普通の日だと駐車は困らないと思いますが、お正月や節分やイベント時には混雑するので車はおすすめしません。
壬生寺周りの道が一方通行になっていて、道幅が狭いので運転に自信がない人だと行きにくい場所だと思います。
壬生寺の境内図
壬生寺の境内図を書きました。
表門から入ると、真正面にのびる通路の先に大きな本堂があります。
ご本尊は、地蔵菩薩立像です。
まずは、そちらにまっすぐお参りに行き、御朱印をいただきに行きました。
壬生塚
境内の中にある池の中の島が壬生塚です。(有料の範囲のところ)
壬生塚は新選組関連の遺跡。新選組局長の近藤勇の胸像と遺髪塔があります。
千体仏塔
本堂横の千体仏塔は、下から見上げるとなかなかの圧巻です。
その名のとおり、千体の石仏を安置しています。
これらの石仏は、明治時代に京都市の区画整理の時に集められたもので、円錐の形に安置されています。
水掛地蔵堂
水掛地蔵とよばれている、このお地蔵様にお水を掛けながら祈ると、願いが叶うとよばれています。
ひしゃくが置いてあり、それを使ってお水をかけるようになっています。
鐘楼
毎年8月9日・10日の精霊迎えの時、鐘大晦日の除夜の鐘として使われます。
除夜の鐘は一般の人もつくことができます。
壬生寺の新選組のお墓と歴史資料館(お守り、おみくじ、新選組グッズも)
壬生寺自体に拝観料はないのですが、こちらの歴史資料館と新選組の壬生塚に入るのに料金がかかります。
壬生塚は池の中にあります。
料金:大人200円(小中学生100円)
時間:8:30〜16:30
池のある壬生塚には、新選組隊士11人が祀られています。
壬生塚の一番奥には、新選組局長の近藤勇の胸像と遺髪塔があります。芹沢鴨と平山五郎の墓、河合耆三郎の墓、池田屋騒動で命を落とした、奥沢栄助、安藤早太郎、新田革左衛門などを含む隊士7名の合祀墓もあります。
かつて壬生寺の境内は、新選組の兵法調練場として使われていたこともあり、今でも毎年7月16日の池田屋騒動の日に、「新選組隊士等慰霊供養祭」が行われています。
歴史資料館は地下にあり、仏像や天皇の拝領品、新選組に関係する資料などが展示されています。
お守りや、おみくじ、新選組グッズなどは壬生寺阿弥陀堂の中で売っています。
これらを買うのみですと、無料の範囲になります。
新選組の御朱印帳や、かわいい文具もあるので、お土産にも良さそうです。
さいごに
壬生寺に行ってきました。
お正月でしたが人は少なく、温かい日でのんびりできました。
御朱印いただくのも大変親切でしたあし、境内も広すぎず狭すぎず、広々として視界がひらけていて良いです。
壬生寺阿弥陀堂には、お守りやおみくじや新選組グッズがあるので、一番最後にでも寄り道してみてください。