龍安寺(りょうあんじ)で御朱印をいただいてきたので、写真をブログにアップします。
ひと目で龍安寺の御朱印だとわかるデザインで、とても気にいりました。
いただける場所を地図に書きましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
龍安寺の御朱印はどこでもらえる?
龍安寺の御朱印は「石庭」と書かれていて、ひと目で龍安寺の御朱印だなとわかります。
印は、龍安寺の有名なつくばいの「吾唯足知」と書いてある丸い印です。
龍安寺という文字は、崩してあるので読みにくいですが、石庭と吾唯足知ですぐに分かりますよね。
御朱印をもらう場所は、石庭のある方丈(ほうじょう)の中にあります。
方丈は重要文化財で、室町時代に織田信長の弟の信包(のぶかね)によって、建てられました。
私が行った時は、御朱印をもらうのに混み合っていたので、番号札を頂き、後ほど受け取りに行きました。
待っている間に、石庭や、方丈の中を拝観することができるので、効率的に時間を使うことができます。
9:00~16:00
龍安寺の拝観時間
3月1日~11月30日
8:00~17:00
12月1日~2月末日
8:30~16:30
御朱印のもらえる方丈は、入り口の山門からは、池の向こうの遠いところにあります。
拝観料を払って入る必要があるので、ご注意くださいね。
拝観料を払わずに、入り口の山門で御朱印をいただきたいという人もいるかと思いますが、その場合は、置き書きしてあるものを渡されます。
自分の御朱印帳に御朱印を書いてほしい場合は、拝観料を払って方丈まで行く必要があります。
大人・高校生 500円
小・中学生 300円
御朱印の受付時間は決まっているので、御朱印を欲しい人は遅れないようにしてくださいね。
遅れてしまったら、拝観料を支払っていたとしても、置き書きのものになるそうです。
できたら手書きが良いですよね。
遅れないようにしましょう。
龍安寺の石庭の場所
龍安寺の石庭は、正しくは方丈庭園といって、国の史跡及び特別名勝に指定されています。
石は全部で15個あり、東から5,2,3,2,3という配置になっており、禅の美を極めた枯山水の庭園です。
昔から奇数は縁起の良い数字なんですね。
石庭は方丈の中にあります。
広さは25メートルx10メートルくらいで、ちょっとしたプールくらいの大きさですね。
龍安寺の石庭については、どこからみても一つの石が見えないように配置されているなど、いろいろなミステリーがあるので、観に来られている人もゆっくりと静かに鑑賞しているというイメージです。
でも広めの縁側には実はこんなに人がいっぱいいます。(笑)
私も腰掛けてゆっくりと鑑賞いたしました。
みなさん、何か物思いにふけていたり、写真を撮ったりと思い思いに過ごされている感じですね。
方丈は鏡容池(きょうようち)の向こう岸にあり、階段を上がっていったところにあります。
鏡容池(きょうようち)はまるで鏡のよう。
静かな水面に水鳥たちが心地よく泳いでいる様子は、心がとても落ち着きます。
龍安寺の蹲(つくばい)の場所
龍安寺の有名な「吾唯足知」(われ、ただ、たるをしる)の蹲は、方丈の裏側にありました。
思っているよりも小さいサイズだったので、思わず素通りしそうになりました。
写真を撮るのは許されていますが、下に降りるのは許されていないので、注意してくださいね。
真ん中の四角く水が溜まっている部分が、漢字の口を表しているところです。
時計まわりに、吾、唯、足、知、という文字になっています。
言葉の意味は、今の生活が十分満ち足りたものだということを知っていきましょう。
というふうなこと。でも、ついつい忘れてしまいがち。
定期的に思い出したい言葉なので、私の夫はスマホのトプ画などに設定して、座右の銘にしています。
蹲を少しすぎたところに、有名な椿がありました。
残念ながら、咲いていはいなかったのですが、こちらの品種は、千利休にも愛されたという「侘助椿」という日本最古と呼ばれる椿です。
さいごに
龍安寺の御朱印は、拝観料を支払い山門を入って方丈でいただくことになっています。
方丈は有名な石庭やつくばいがあり、禅寺らしいたたずまいで、見応えがあるので、ぜひ訪れていただきたいですね。御朱印は、龍安寺らしいデザインで、ひと目でわかるものです。
石庭を観ながら縁側でゆっくりとした時間をすごしませんか?