琵琶湖の竹生島クルーズに今津港から行ってきました。乗った船は「いんたーらーけん」という船です。
予約せずに、出発ギリギリに今津に到着。近くの無料駐車場へ停め、走って港へ行きました。田舎はいいですね。ギリギリでも待ってくれました。30分ほどのクルーズで竹生島に到着です。竹生島にある宝厳寺、都久夫須麻神社へ参拝してきました。
竹生島クルーズ 今津港から船で出発
滋賀県の琵琶湖に浮かぶ竹生島は、琵琶湖の北の方にあります。
竹生島には、日本三弁財天の一つに数えられる宝厳寺や都久夫須麻神社があります。
こんな島に良く建てたなあって驚くと思います。
宝厳寺の方には国宝の唐門、重要文化財の観音堂もあり、わざわざ行く価値のある見どころのある島なんですよ。
竹生島へアクセスするには、今津港から行くか、長浜港からいくかの2パターンがあります。(違う会社で彦根から行くパターンもあります。)
乗った港に往復して降りる航路と別に、反対側の港に降りるという「びわこ横断航路」というのもあります。
行き方と帰り方は3パターンあるということになりますね。
私は今回、今津港に車を駐車したので、今津から乗りまた今津に帰ってくるというルートにしました。
今津港のチケット売り場は港のすぐそばです。
予約なしでもチケットは買うことができました。
乗船料金は2019年10月1日からは
大人 2,640円
学生 2,120円
小学生 1,320円
となっています。
運行スケジュールは季節によって違うので公式ページで確認してくださいね。
通常期間と冬季期間に分かれており、通常期間は1日4便(臨時で5便あるときも)、冬季は1日2便となっています。
船に乗っている時間は30分ほどで、往復1時間ということになります。
私はよく船酔いをしてしまうので、心配していたのですが、高速で揺れることはほとんどないので、全く大丈夫でした。
島にいる上陸時間は75分から85分です。
普通に島全体を十分まわることができる時間でした。
私が乗ったのは、「いんたーらーけん」という船で、座席数は120席。
1階は、冷房も効いていて、新幹線のようなテーブル付の椅子です。
2階はオープンデッキになっていて、ベンチのような椅子になっています。
私は写真を撮りたかったので、オープンデッキの方に行きました。
他にもカメラを抱えた人がたくさん!
他にも「リオグランデ」「べんてん」という船が就航しています。
こちらの船の方はもっと定員が多い様子です。
竹生島の観光 宝厳寺、都久夫須麻神社
竹生島に近づくと、砂浜のようななだらかなところではなく、切り立った斜面が目立つ島でした。
こんな島にお寺や神社があるとは、少しびっくりです。
竹生島は大人400円の入島料が必要です。
島には、日本三弁財天の一つに数えられる宝厳寺や都久夫須麻神社があり、国宝の唐門、重要文化財の観音堂があります。
階段がとても急なので、車椅子だと難しいのと、足腰に自信がない人は、つらいと思います。
(途中手すりはあります!)
三重塔は修復が終わったばかりのようで美しい色あいをしていました。
宝厳寺の御朱印
私も普段は御朱印帳を持って、御朱印集めをしているのですが、宝厳寺の御朱印の行列にはびっくりしました。
手書きで書かれていることもあるかと思いますが、滞在時間が決まっている中での、この行列はちょっといかがなものかと。。
シルバーウィークだったということかもしれませんが、秋は連休も多いことですから、改善されないとちょっと心配ですね。
番号札システムなどで、待ち時間が出ないようでしたら、お願いしたいところだと思いました。
今回は御朱印はあきらめ、本堂である弁才天へお参りに行きました。
こちらでは、願いごとを託しただるまさんがギッシリ!
都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)でかわらけなげ
宝厳寺から、都久夫須麻神社へ行くのに、重要文化財である唐門、観音堂を経て、舟廊下へと渡って行きます。
舟廊下は、朝鮮出兵の時い秀吉公の舟として作られた船櫓(ふなやぐら)を利用して作られたので、このような呼び名がついています。
都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)には、琵琶湖にむけて鳥居があり、竜神拝所と呼ばれています。
とても景色が良くて、少し長居したくなるようなところ。船の出入りも見ることができます。
ここでは、かわらけ(土器)なげといって、小さな時に願いごとを書いて、鳥居めがけて投げるという願掛けのようなものをされています。
そして鳥居をかわらけが通れば願いが叶うと言われています。
私はそれをしなかったのですが、やっている人の様子を見ているうちにコツがわかってきました。
かわらけは軽いので、なかなか遠くへ飛ばない様子です。
私が見ている時は一人くらいしか通ることができませんでした。
下からフリスビーのように投げている人はだいたい手前で落ちているのですが、上から投げている人は勢いがついているせいか、鳥居まで通っていました。
関係あるかどうかはわかりませんが(笑)
竹生島のカフェやお土産
竹生島の休憩するカフェやお土産やさんは、最初の入り口のところにしかありません。
新しいお店「ここや」というところは、おしゃれな手ぬぐいなどの雑貨も売っていました。
ベンチもいくつかあるので、舟が出るまで待つことができます。
かき氷や、ソフトクリーム、おまんじゅう、おでんなど、ちょっとした食べ物やスイーツもあるので、出航まで退屈ということはなさそうですよ。
さいごに
竹生島クルーズを楽しんできました。
階段が急なので、足腰が悪い人は大変だと思います。
健脚な人向けの観光地です。国宝や重要文化財がたくさんある宝厳寺は見どころいっぱいですし、都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)は、景色が美しいので、ゆっくり眺めを楽しめますよ。
ぜひ、思い出の1ページに。