私が京都以外の方に京都の穴場隠れスポット的なお寺は?と聞かれて紹介するのが、近所のだるま寺(法輪寺)さんです。
お寺の中にはたくさんの達磨さんが安置されていて、それだけで見応えがあります。
だるま寺は節分祭が有名で、2月3日〜5日は、たくさんの参拝客で賑わいます。
そちらも良いのですが、普段人がいない時に訪れると、お庭もゆっくり鑑賞することができ、ゆったりとした時間を味わうことができると思います。
だるま寺(法輪寺)の見どころ 隠れスポット
京都のだるま寺こと、法輪寺さんは、臨済宗妙心寺派のお寺です。
駐車場がお寺の東側にあるので、車で訪れることができます。
前面道路は東行き一方通行になっているので、ご注意くださいね。
だるま寺に行くと、まず入口には、御朱印受付、お守りやおみくじを買う案内所があります
だるま寺の御朱印は300円のものと、お高い特別なものとがありました。
お守りやおみくじも、みんな達磨さんの形をしていて、なんだかかわいらしいですね。
だるまさんこと達磨大師は、インドから中国へ禅を伝えたお坊さんです。
日本では、だるまさんという呼び名で親しまれていますね。
こちらのお堂に入りますと、大きなだるまさんから小さなものまでぎっしりと並んでおられます。
いろんな達磨さんがおられるので、見てるだけで面白いですよ。
こちらは外にあった石のだるまさん。
全方位に干支が並んでいいます。
私も自分の干支にお賽銭を入れて拝みました。
このだるまさんの周りには芙蓉のお花が植えてあり、夏の終わりにはピンク色の綺麗なお花を咲かせてくれます。
境内の真ん中あたりにあるこちらの休憩所です。
なんだかほっこりしますね。
こちらにあった、火鉢もだるまさんのデザインです。
なんだかとても温まりそうですね。
庭へ続くこちらの門扉のすかし模様にも、だるまさんが施してありますよ。
隠れパーツのようで見つけるとウキウキしてしまいます。
こちらの建物の門扉もだるまさんのデザイン。
だんだんと見つけるのが楽しくなってきます。
こちらはお手洗いになっているのですが、こちらの竹窓もだるまさんになっています。
なんだか可愛らしい感じですね。
あちらこちらに遊び心が見えて、散策すると楽しいですよ。
だるま寺はなかなかない隠れ穴場観光スポットです。
だるま寺(法輪寺)拝観料300円 で観られるところ
だるま寺(法輪寺)のお庭
こちらがだるま寺のお庭で、本堂の横にあります。
禅のお寺らしく枯山水もありますね。
派手さはないものの、心落ち着くお庭を縁側から、ゆっくりと眺める贅沢な時間が味わえますよ。
縁側もとても広いので、とても気持ちの良い光がさしてきます。
縁側の先には、牛でしょうか。。。
だるま寺(法輪寺) 本堂
だるま寺の本堂は、節分の時は自由に入ることができます。
ふだんは有料の範囲です。
残念ながら撮影はしていないのですが、住職さんが気軽に「どうぞー」と案内してくださって好印象でした。
心ゆくまでお参りしても、誰も入ってきません。
この厳かな空間を独り占めしている感じがしました。
お庭を眺めながら本堂でしばし時間をすごしました。
だるま寺(法輪寺)衆聖堂
衆聖堂は二建ての赤い柱が特徴的な建物です。
節分の時はこちらの1階で、温かいはと茶がふるまわれるので、こちらに入ることができます。
普段は300円の拝観料が必要で、一階と二階を見ることができます。
まずは一階の特徴は、なんといってもだるまさんの大きな天井画ですね。
こちらは前の記事でも紹介しました。
ここにもだるまさんがいらっしゃるので、お参りして、二階へと上がりました。
衆聖堂の2階はキネマ殿といって、映画作りに貢献された人の位牌が祀ってあります。
尾上松之助、牧野省三、大河内伝次郎、坂東三津五郎、望月優子、田中絹代、などの錚々たる映画人がお祀りされています。
仏さんは横になってらっしゃいますね。
金箔等身蓮上聡耳の木造です。
桃山時代のものだそうですよ。
二階からの景色はこんな感じ。
さいごに
京都円町にあるだるま寺(法輪寺)の紹介でした。
近所の人は節分の時には、ここにお参りする人が多いです。
境内は広くないですが、拝観料300円で本堂、お庭、衆聖堂の中を見ることができます。
だるま寺のあちこちの装飾品や、窓、建具にだるまのパーツが使われており、見つけるのが楽しくなります。京都観光の隠れおすすめスポットですよ。ぜひ、いらしてみてくださいね。